ステップシーケンサー(5)
[A] 簡単な練習用の楽曲を『ステップシーケンサー』を使って作る 〜 最小構成を作る (第4弾) a
YouTube動画タイトル : パターンを作って使う 実践 ステップシーケンサー(5) 最小構成を作る(第4弾) Logic Pro X 40
今回使用した[YouTubeオーディオライブラリー]の曲 : 「Moons」 (帰属表示が不要)
このYouTube動画には、つづき(続編)があります。それは次のYouTube動画タイトル : になっています。この記事の最後をご覧ください。
[B] 前回のおさらい (前回の記事と同じなので、次[C]へスキップ可能です)
① Logic Pro Xには、いろいろなボタンやアイコンがあって、とってもややこしいですよね。この記事と動画が、皆様の操作の何かのヒントになればうれしいです。
②-2 いつものように、まずは、「キー・テンポ・拍子」を決めます。ここでは、[キー: cメジャー、テンポ: 110、 拍子: 4/4] としておきます(実際は、自由に任意に決められます、例: Am ,126, 3/4など)。
②-3ということで、[Drummer]の中から「ジャンル : Electronic」→[ドラマー担当の人の名前 : Magnus(マグナス) - Big Room EDM(ドラマーの主な音楽ジャンルのタイプ)]、さらに、画面右下の「あらかじめ録音されている[ビートプリセット]、右半分には操作している楽器の位置のまる印と自分で変更するための楽器そのものがいろいろ配置されています」の中から1つ選択[ここでは、[ビートプリセット : Glowstick ]を選択]します。選択した結果は次にでます。
②-4 この[この画像の場合、After Party]のトラックヘッダの右側の空いている空間(ワークスペース)上で、「右クリック」すると、ポップアップメニューが表示されるので、いつもの[MIDIリージョンを作成]のすぐ下にある[パターンリージョンを作成]を選択してクリックします。すると、[パターンリージョン]ができて、さらに、画面右下の[ ピアノロール]の領域のところの3番目の [ステップシーケンサー]となって、格子状の升目(ますめ)が表示されます。
③ 以上のように、前回までは、1人[Drummer]を選択し通常のリージョン作成で、別途「ドラムセット」で各パートごとに『ステップシーケンサー』を使用して構成したところまででした(3枚の画像の順に)。
④ その後、全体を入れた、ごく短い、そして、少量のトラック分の全体まで進みました。
[C] 今回の実践は、ステップシーケンサーの[パターン]機能をつかってみる
⑤-1 「パターン」機能については、既に、第1回の記事で[特に「おすすめ」は、既に出来ているいくつかの「パターン(pattern)」が呼び込めるので、それを利用して練習に、または参考に使うことができるということです。ステップシーケンサーの習得には、この「パターン」を利用するのが早道かもしれません。]とふれております。
⑤-2 すなわち、[パターンブラウザ]は、あらかじめLogic Pro Xで用意されている既製の打ち込みパターンのことです。つまり、オーダーメイドな服ではなく、「既製服、吊るし(つるし)のスーツ」という感じで入力済みのものです。あとは任意の音源を選択して気に入ったものを選ぶだけです。方法は次のとおりです。
⑥-1 この、初心者にとってお手本ともいえる「あらかじめ定義されているパターン」は、『ステップシーケンサー』の[メニューバー]で、「編集」、「機能」、「表示」の右にある[パターンブラウザのボタン](画像の緑色の囲み縁)をクリックすることによって、表示できます。
⑥-2 サブメニューには主に「User/Patterns/Templates」の3つのカテゴリーが表示され、「Patterns」はさらに「Bass/Drums/Melodic」の3つのサブカテゴリーが表示されます。
⑥-3 また、歯車型のアイコン「パターンブラウザのアクション」ポップアップメニューをクリックすれば、「プロジェクトのキーを使用、パターンとテンプレートの保存」ができます。
⑥-4 また、パターンの名前で検索できる[パターンを検索窓枠]も用意されています。
[D] 今回の操作手順は、1番上のYouTube動画でご覧いただけます
⑦ 今回の記事は、ここまでです。続きは次の記事と動画になります。
⑰ 全体を入れた、ごく短い、そして、少量のトラック分の全体は、この記事のトップに配置しましたYouTube動画でご覧ください。
ほぼYouTube動画の流れの記事になっております。続きは次回です。
----- 参考文献 について ------
㊺ 参考文献はいつものとおり、以下の3冊です。コード進行は特に難しくてお世話になっております。本当にありがとうございます。
(a) 「プロの曲作りが分かる本 (CD付き) (マニュアル・オブ・エラーズ 著 (株)リットーミュージック )」執筆されているのは主に、谷口尚久、Nagie、山口優、蒲池愛、藤本功一、永田太郎、の各氏。
(b) 「大人のためのコードのしくみ」(五代香蘭 著 (株)ケイ・エム・ピー )
(c) 「大人のための作曲入門本(CD付き)」(友寄隆哉 著 (株)リットーミュージック )