ステップシーケンサー(13)
[A] 簡単な練習用の楽曲を『ステップシーケンサー』を使って作る
YouTube動画タイトル : パターンも使う チャイナの香り 実践 ステップシーケンサー(13) 最小構成を作る Logic Pro X 48
今回使用した[YouTubeオーディオライブラリー]の曲 : 「なし」 (帰属表示が不要)。動画に入っているのはLogic Pro Xの音源だけです。
[B] チャイナの香り風にしてみました。
① Logic Pro Xには、いろいろなボタンやアイコンがあって、とってもややこしいですよね。この記事と動画が、皆様の操作の何かのヒントになればうれしいです。
② 今回は、[Drummer 1人]は選ばず、 [シンセDrum]と中国の打楽器を入れる予定です。[Erectronic Drum Kit]から、今回は[Roland Tr-909]を選択して入力します。入力(gridのオン)は下記画像の通りです。
③ 次に、「ソフトウェア音源」で[percussion]→[Chinese Kit](茶色の太鼓のアイコン)を選択します。どうでしょうか? [Chinese]の雰囲気がしてきましたよね。選択したら入力します。入力(gridのオン)は下記画像の通りです。(16ステップをコピーして2つ続けて、見かけ上2つのパートに分けて、打ち込みを少しだけ変化させていますので、2枚あります。)
④ 続きの音源(楽器)は、ソフトウェア音源で、検索窓に[chinese]と入れて、出てきたものを拾(ひろ)いました。
④ 1つ目は、[Chinese Guzheng Zither]です。「Guzheng」は、「グーチェン、中国伝統の琴(こと)、古筝(こそう)を意味する」らしいです。「Zither」は、「ツィター(またはチター)、短めの琴(弦鳴楽器)」らしいです(以上は、ネットで調べたものです。以下同じ)。入力します。入力(gridのオン)は下記画像の通りです。
⑤ 2つめは、「Chinese Ruan Moon Guitar」を選択。「Ruan」は,「発明者の名前の<阮咸(げんかん)>と読んで、リュート属の撥弦楽器」らしいです。「Moon Guitar」は、「月琴 (げっきん)と呼んで、満月のような響きの胴を持つ中国発祥の伝統的な撥弦(弦をなんらかの方法ではじく)楽器」だそうで、入力(gridのオン)は下記画像の通りです。
⑥ 続いて、[Chinese Xiao Flute]です。「Xiao」は「唐の時代にできた(洞蕭<ドウショウとも言う>シアオ(ショウ)と読んで、竹で出来た細いたて笛」だそうで、日本で言う「尺八」だそうです。「Flute」ですが「縦(たて)」だそうです。入力(gridのオン)は下記画像の通りです。
⑦ 続いては、同じような[Chinese Dizi Flute]でこちらは、おなじみの『ステップシーケンサー』の「パターン」のうち「Bass」→「Ancient Acid」を選択しています。「Dizi」は「ディジー」と読んでこちらは「よこ笛」だそうです。初心者から上級者まで人気の楽器らしいです。入力(gridのオン)は下記画像の通りです。
⑧ 続いて、[Chinese Erhu Violin]です。「Erhu」は読みは「アルフー」で、ご存知、中国伝統擦弦楽器「二胡(にこ)」のことで、弓で2本の弦の間にはさんで弾くらしい。ステップシーケンサーで入力するとちょっとちがうような気もします(GarageBandの指で弾く方が良い感じです)。入力(gridのオン)は下記画像の通りです。
⑨ 最後に「Apple Loops」から、2つ選んで時間差で入れました。検索窓に一応「chinese」と入れて多くのループの中から選びました。当然ステップシーケンサーではありませんで、そのままドラッグすればトラックとして作れます。1つは「Sun Glistening Sea 02」、もう1つは女性の歌うような「Peking Opera Vocal 19」。他にもいっぱい良いのがありましたが、最小構成を作るということで、この2つにしました。
[C] 全て入れ終わりましたのでまとめています。動画の方がわかりやすいと思います。
⑩ 最後にいつものようにまとめました。今回は時間差で、トラックによってはズラしてスタート/ストップしています。最初のグループはどっちかというと静かな方です。
⑬ 後は、ほぼ(この記事のトップに貼り付けた)YouTube動画の流れの記事になっております。よろしかったら見てください。続きは次回です。
----- 参考文献 について ------
㊺ 参考文献はいつものとおり、以下の3冊です。コード進行は特に難しくてお世話になっております。本当にありがとうございます。
(a) 「プロの曲作りが分かる本 (CD付き) (マニュアル・オブ・エラーズ 著 (株)リットーミュージック )」執筆されているのは主に、谷口尚久、Nagie、山口優、蒲池愛、藤本功一、永田太郎、の各氏。
(b) 「大人のためのコードのしくみ」(五代香蘭 著 (株)ケイ・エム・ピー )
(c) 「大人のための作曲入門本(CD付き)」(友寄隆哉 著 (株)リットーミュージック )
では!