コード進行 〜 「 初級編 副和音」
コード進行 のつづき (10)
YouTube動画タイトル : 実践 コード進行 初級編 副和音 IIとV(ツー・ファイヴ) ( Logic) 141
(a) 代理コードの役割としての副和音を使ったコード進行で代表的なものとして「II - V」があります。
(b) 主要3和音(『3コード』)での代表的なコード進行は、「I→IV→V」で、
(c) Vの代わりにV7を用いると、『ドミナントはトニックに進みたいという特性』を、7度をさらに加えて『その特性をより強くする』でしたので、
(d) [ I→IV→V(CメジャーではC→F→G) ] ->>>[ I→IV→V7(C→F→G7) ]となり
(e) さらに『サブドミナントのIVの代理のII』を使って、この『IV』を「II(IIm、Dm)」に変えます。
(f) この時同時に、この3和音の[IIm]に7度を加えて[IIm7]にして、その特性をより強くします。(IIm7は4和音のサブドミナント・コードの時に出てきます。)
(g) すると、[ I→『IV』→V7(C→F→G7) ]が [ I→『 IIm7 』→ V7 ]となります。 [ I→ IIm7→ V7 ]は、[CメジャーではC→Dm→G7 ]となります。
(H) 従って、基本の[I→IV→V7 (CメジャーではC→F→G7) ]から、[ I→ IIm7 → V7 (C→Dm7→G7)]と変化しました。
(i) そして、その『I→ IIm7→ V7、(CメジャーではC→Dm→G7)』の中の、「IIm7→ V7」の部分だけに注意して見てみれば、ルートが4度上(または5度下)へと進んでいるのですが、
(J) [ I→『IV』→V7(C→F→G7) ]から代理コード「IIm7」を用いて[ I→ IIm7 → V7 (CメジャーではC→Dm→G7)]となりました。
(K) これを『(ドミナント・モーションと同様の強さを感じるので)強進行』として、特に『ツー・ファイヴ』と呼びます。
④-3 [ II→V ツー・ファイヴ ]ということで、今回はその他の副和音のコード進行となりました。
㊺ 参考文献はいつものとおり、以下の3冊です。コード進行は特に難しくてお世話になっております。本当にありがとうございます。
(a) 「プロの曲作りが分かる本 (CD付き) (マニュアル・オブ・エラーズ 著 (株)リットーミュージック )」執筆されているのは主に、谷口尚久、Nagie、山口優、蒲池愛、藤本功一、永田太郎、の各氏。
(b) 「大人のためのコードのしくみ」(五代香蘭 著 (株)ケイ・エム・ピー )
(c) 「大人のための作曲入門本(CD付き)」(友寄隆哉 著 (株)リットーミュージック )
動画内の画像は以下の内容になっています。
SoundCloudのurlは下記のとおりです。
こちら https://soundcloud.com/user-978633928/jc44
----- 参考文献 について ------
㊺ 参考文献はいつものとおり、以下の3冊です。コード進行は特に難しくてお世話になっております。本当にありがとうございます。
(a) 「プロの曲作りが分かる本 (CD付き) (マニュアル・オブ・エラーズ 著 (株)リットーミュージック )」執筆されているのは主に、谷口尚久、Nagie、山口優、蒲池愛、藤本功一、永田太郎、の各氏。
(b) 「大人のためのコードのしくみ」(五代香蘭 著 (株)ケイ・エム・ピー )
(c) 「大人のための作曲入門本(CD付き)」(友寄隆哉 著 (株)リットーミュージック )
いかがだったでしょうか? 以上です。