チェスを観よう! コマ動(コマはどう動かす)7 ポーン 上編 YouTube ショート その218
(超入門編) チェス 218 (#Shortsも数210に達しました ありがとうございます)
(1)チェスを観よう! コマはどう動かす? 第7回の今回は「ポーン(PAWN)」です。上下に分けてお送りします (連番だと「6」ですが、上下2つあるので 「7」に致しました。従って、「7の上」と「7の下」です) 。ポーンは歩兵のごとく、1マスずつ前に進みます
YouTube動画タイトル : 「チェスを観よう! コマ動7 ポーン上編(218) #Shorts」
(a) MacBook Pro版の keynoteを使って、
(b) 前回作ったチェスの盤と駒(コマ)で動画を作成しました。
(c)今回はおのおのの コマの動かし方 の5回目 です
(d)今回で、将棋から始まりました、 チェス版の『コマ動』は終わります。
(2)「キング(KING)、QUEEN、ビショップ(BISHOP)、ルーク(ROOK)、ナイト「(KNIGHT)に、続いて今回は「ポーン」です。。
(3)まずは、 ポーン(PAWN)の上編で基本的な動きを扱います。
(4) それは、 (a) 基本的に1マスずつ動かせる(後戻りはできません)
(b) ただし、並べた時の位置(最初のポジション)のままのポーンは 2マス進むことができる(もちろん1マスだけ動かしてもok)。 そのあとは1マスずつ。 (上図の右側をご覧ください)
(c) 正面にコマがいる場合は、前に進めない (動けない= ブロックされる)
(d) そして、 味方のポーンがタテに2つ並ぶと「ダブルポーン」という (上図の右半分をご覧ください)
(e) 「正面にコマがあると進めない」とすると、 どうやって、相手のコマを取るのか?
(f) その答えは、 「ななめ前のコマなら、取ることができる」 (つまり、相手のコマを取る時は「斜(なな)めに進んで 取ります)。 (ポーンで相手のコマを取りたい時は、「ななめに進むべし!」と でも言いましょうか?)
(5)下編では 特殊な動きとして2つ 「プロモーション (promotion)」 と 「アンパッサン (元はフランス語だそうです、en passant)」。。。動画の中では、フランス語は・・・ ということで、悩んだのですが、 「アン・パッサン」にしています。これら2つをお送りします。
(6)「アンパッサン」(元はフランス語だそうです、en passant)」。。。動画の中では、フランス語は・・・ ということで、悩んだのですが、 「アン・パッサン」にしています。(もちろん、国際大会もあるのでしょうね)
(7) 昇格「プロモーション(promotion)」はポーンの特性が変化することとされています。英語のpromotionは、会社などで、より上位の人に認められて、「課長」から「部長」などに『昇進する』場合に使います。つまり、(能力が高いので)出世して地位が高くなった(つまりさらに、権限などか上位になった)ということですね。ふつう給与が上昇します。
(8) チェスのポーンの場合は、昇格「プロモーション(promotion)」を自分で決められます。しかも、キング以外のコマならどれでも好きなものになれます。したがって、「う〜ん、今度は何になろうかな? クィン(クイーン、QUEEN)、ビショップ(BISHOP)、ルーク(ROOK)、ナイト「(KNIGHT)」、どれがいいのか? 悩みますね。普通はクィン(クイーン、QUEEN)になるのが多いそうです。 相手のキングや強いコマは盤上どこにいるか? それらが取れるなら、それができるコマ(たとえば、ナイトは桂馬同様、1つ斜めに飛べますから、そこに相手キングがいるなら・・・)になるのも一計。
(8-1)ポーンは、基本的には、1つずつ前に進みます。相手のコマを取ったり(別のコマが取られたりしながらも)、無事相手陣の中まで入り、とうとう8段目まで到着という段階まで来ます。知らない惑星に到着した宇宙飛行士が、苦難を乗り越え、味方の基地のドアの前にやっとたどり着いた感じです。すると・・・
(8-1)ポーンは、基本的には、1つずつ前に進みます。相手のコマを取ったり(別のコマが取られたりしながらも)、無事相手陣の中まで入り、とうとう8段目まで到着という段階まで来ます。知らない惑星に到着した宇宙飛行士が、苦難を乗り越え、味方の基地のドアの前にやっとたどり着いた感じです。すると・・・
(8-2)すると・・・、ポーンは、キング以外の好きなコマに変身できるのです。時間が許す限りじっくり考えたいところです(というか、8段目に到着しそうだと予想した段階で決めているでしょうが。あるいは、最初から、1つのコマがその任務で敵陣まで、残りのコマで守られながら進んできたのだろうか?)
(8-3) 下図の場合、クィーンに変わります。(キング以外では、強い方のコマですから)
(8-4) というわけで、おそらく終盤に入っているでしょうが、一段と輝くコマとなりました。
つづいて、アン・パッサンです(元はフランス語だそうです、en passant)。アンパッソ〜ンかもしれませんが。
(状況的には) 自分のポーンは、前に進んでいる状況です。そこへ、隣のラインを、相手のポーンが進んできて、横まで来ます。これは、相手は、コマを並べた時にいた位置(最初のポジション)から動いていないなら、2マス分進めるというのを利用した時でありましょう。さて、ポーンは相手のコマを取ることができるのは、相手のコマがどこにいた場合か? というと、斜め前にした時でした。ふつうは(a)正面にいても、動けず (b)横にいるからといっても相手のポーンは取れず、 という状況です。
それじゃあ、何?というと。2マス移動してきた相手のポーンは、自分とちがう筋(たてのライン)を通り過ぎつつあったのです。そこで。この「特殊な動き」とは、その2マスのうち、自分の斜め前のマスを通過したのだから、そこで(あたかもまるで、その移動しつつあるコマの影が1マス前の斜めを通ったので)、「その時取れてたのだ」と発想することによって、相手のポーンが取れる、という選択肢もあるというルールです。(文章でいくら読んでもイメージしにくい特殊な動きかもしれません)。もちろん、その時すぐにこれをしないと有効ではないし、遠く離れたところにいるビショップを動かすみたいな、別の手を指してもようことになってます。それに、そのポーンを取ったら、何か別の相手のコマで自分のポーンが取り返されてしまう場合もあるかもしれません。
そして、相手のポーンを取るなら、自分の斜めに1つ進むので、相手のコマを取ったのちに、自分はとなりのラインに移ります(つまり、相手が進んだ2つのマス目のうち、自分のポーンから見て斜めの位置にあるマス目に移ります)。
以上が、その特殊な動きを取った場合ですが、上でも書いたように、選択肢としては、そうしないのもできるわけで、自分のポーンは1マス進む、または、その場にいて他のコマを動かすなどとすることもできます。つまり、その時々の状況と大局観で、どっちが得かを考えるのではないかと思います。といいますのも、チェスでは、自分のコマたちは取られたら戻ってこないし、相手から取ったコマでも使えないのだから、やっぱり、こういう特殊な動きというのは、ある程度戦略と戦術(つまりは大局観が左右するのかな?)と思いました。
2つとも、言葉だけでは把握しにくく、 動画を見ていただくと、その助けに なるかも、と考えております。
(注) ちなみに、上編は まずは、 ポーン(PAWN)の上編で 基本的な動きを 扱いました。(上記3をご覧ください)
以上です。 次は新しい何かかも。
(参考)「相手のコマ」は取る場合の動きの一例
(9)その進めるところに 相手のコマがあれば それを取ることが できます。(10)その相手のコマを マスから取って 盤の外に出します (ふつうは、自分の利き腕の 近くの場所でしょうけど) それから、その取ったマスに 自分のコマを置きます
(11)繰り返しますと、 ステップとしては 相手のコマを盤上から のぞいて(どけて) そこのマス目を確保して、 それから そこに自分のコマを置く です
続きは次回です!
YouTube ショート(#Shorts)とは、スマホからアップする、縦型そして短い長さの動画をいいます。日本でもリリースがあったようです。詳細は今後の記事で書いていきたいと考えております。かんたんな説明は以下のとおり。
(その他の情報)
チャンネル登録( があふう ショート Shorts)はこちら →
https://www.youtube.com/channel/UCQFS2OSHdYABDUYYwL_XgiQ?sub_confirmation=1
blog :
(a)音影雅冨 おんえいがあふう→ https://gsbyjtm-lottalove.com/
(b)らるろま → https://gsbyjt-lottalove.com/
twitter → https://twitter.com/gsbymt01
instagram → https://www.instagram.com/jita_gaafuu/
Facebook → http://www,facebook.com/xgafu
④ よろしかったら見てください。
ちなみに、日本のチェス連盟としては、『ナショナルチェスソサエティーオブジャパン(National Chess Society of Japan)』があります。『NCS '日本チェス連盟)はチェスファンのための日本で唯一の国際チェス連盟(FIDE) 加盟団体です(組織としては)国内競技連盟。国際チェス連盟に加盟している』と書かれています。『入会のご案内』などが上の方のメニューにあります。お好きな方はぜひどうぞ! その公式サイトのURLは下に書いておきます。
National Chess Society of Japan(ナショナルチェスソサエティーオブジャパン)のURL
URLはこちら →→ https://japanchess.org
参考文献 (画像は私のブログ記事のサムネで申し訳ありませんが・・・)
(1) 渡辺暁(わたなべ・あきら)著 「図解チェス入門』 朝日新聞出版
では!!